まさは、無言の私を見て、言葉を続けた…
「由梨花は、由梨花でいいんだよ。
泣き虫でバカで素直な由梨花で…
強がったり悩んだり、由梨花には似合わないよ。
いつも、お日様みたいに、一直線のほうが、由梨花らしいよ…
だから、俺にも話してよ…
それとも、俺じゃ…ダメ?」
まさは、神様ですか?
優しすぎます…
あぁ…私はまさに恋をしたんだ…
知らないうちに…
ねぇ、まさ、いま「一直線」っていったよね…
一直線に、君にぶつけてもいいかな?
私は、優しすぎるまさに恋をした。
まさ…大好きだよ…
伝えてみせる…今すぐにでも…

