歩き続けて、15分ぐらいかな? 苺子は普段、あんまり激しい運動をしない。 だから、もうかなり息が上がっている。 「―――ついたよ」 たどり着いたのは、苺子達の住む、市内を流れる川の土手。 あまり広いとは言えない遊歩道で、 犬の散歩をしている人が目立っている。 ここに何があるの?? キョロキョロしていると、宙条君が一点を指さして、 「ほら、あっち」と、 耳元で言う。 耳がかっと熱くなった。 言われるがままに、宙条君の指の方を見ると。