「そんなん、知らんし!」
「『知らんかった?』って柚葉ちゃん、そんな事言ってなかったやん!」


あたしと苺子が同時に叫ぶ。

柚葉ちゃんは笑い続けたまま。



そのまま5時になり、部活終了。

なし崩しに、『柚葉ちゃんに彼氏がいた!』話は終わった。