恋みち



「わたしは、前生徒会長を努めさせていただきました、3年4組、大蔵和美です。
わたしは今回―――――」

今は、体育館で退任式。

あいさつしているのは、お姉ちゃんである。



やっぱ、あたしとは違って…


「お前と違って、和美さんはほんまにすごいよな」


自分の心の声と同じ言葉が、耳から入って来た。

言わずもがな、久流だ。


「何なん!!?そんな事分かってるし!
でも、あんたに言われたないわ!」

「はぁ!?誰に言われたって、事実は事実やろ!!」

「ゔ……」