恋みち



「あっ、果音?」

あたしが自分の部屋のドアに手をかけた時、後ろからお姉ちゃんの声がした。


「うん。

どうしたん?」

トイレ休憩をしていたらしい。


「ちょっとさぁ。
この水筒に冷たいお茶入れて来てくれへん?」


「いいよ」

あたしは急いでカバンを置いて下に行く。