「あの時は、お前の姉ちゃんと喋っただけで終わってもうたけど……
もう一回言うで。
俺はお前が好きや。
だから……付き合ってほしい」
「え…………
あ、あかんって。
お姉ちゃんが許さんやろ。だいたい、お姉ちゃんと話したのに。
その時言われへんかったん?」
「……言われたけど。
俺はお前が男と付き合われへん理由なんて、分からへん!
他の男があかんくっても、俺が付き合ったる!!
だから。
だから、俺と………」
「―――何騒いでんの?」
お母さんが出てきた。
家の中まで響いてたんだ。
恥ずかしいな………


