「僕、絶対苺子に会いに来るから。
メールだって、手紙だって、いっぱい送るから!
だから……
別れないでいてくれる?」
なんて……
なんて、
水斗君は優しいんだろう。
きっと「別れないで」って頼むのは、苺子の方。
「メールも手紙も送るから」って言うのも。
だけど……
水斗君がここまで言ってくれたんだもん。
返す言葉は、これしか知らない。
「もちろん!
水斗君との初めての旅行は、フランス旅行まで楽しみにしてるわ!
……フランス旅行、約束してくれる?」
水斗君の顔がみるみる内に明るくなった。
「うん!もちろん!約束!
僕がいろんなとこ、案内してあげる!
その時は、僕の家族に会ってね」
「うん!約束!」
そして………
ほっぺたにかるーく、約束の…………
キス、をした。


