ママに手土産を用意してもらって、水斗君の家に向かう。
「いらっしゃい」
優しく笑った女性が迎え入れてくれる。
水斗君のホームステイ先の奥さんだって。
「あ………
はじめまして。
水原苺子です」
少し見惚れてしまった事が恥ずかしくて、慌てて挨拶する。
「あなたが苺子ちゃんね!
会えて嬉しいわ」
そして「じゃあ、後でジュース持っていくからね」と言って、
奥さんは部屋に入っていった。
――――――*――――――――
水斗君の部屋は片付いていて、シンプルな青でまとまっていた。
「…………クククク
そんなに面白い?僕の部屋」
色々見たくて思わずキョロキョロしちゃった。
「――――今日はね。
ずっと言いたかった事を言おうと思って」
「………うん?」
こないだまでひっかかっていた違和感がぶり返す。


