ちょっと苺子の機嫌がなおったところで。 学校に着いた。 靴箱が決まっていないため、靴を持ったまま2年生の時のクラスの、3年生の、教室の前に置き、 教室に入る。 「おはよー!」 「あっ、久しぶり―」 もうすぐ、久しぶりに会ったクラスの人達ともお別れ。 というのがあるのかないのか、 いつもより更に騒がしく、騒ぎ方にも無理が感じられた。