恋みち



「お遊び程度だし時間も無いから」という事で、順番を決めるとすぐに始まった。





柚は最初に走って、トップを取った。


飛悠君はアンカーだった。

その走りのカッコいいこと!!





それを見れた嬉しさと共に、昨日無くなった筈の何とも言えない悲しさが、

また、沸き上がってきた。


これからはおんなじ場所に立って、走れないの……?

全くの他人みたいに、大会に行くの??







その時、ものすごく簡単なことに気がついた。



飛悠君と同じ高校に行けばいいんやん!!



柚は、その思いつきを飛悠君に言いたくてたまらなくなった。