恋みち



「あなたも卒業生?」


「いえ、わたしは……」


「柚ちゃんは2年だよ」

飛悠君が割り込んでくる。

「じゃ、どこで会ったん?
クラブチーム?突然ナンパ?」


「……クラブチーム。

ってか、何なん!?」


「いやぁ、だってめっちゃ仲よさげやからさぁ―」


その時、ハッと気付いて、手を離した。


柚達、ずっと手繋ぎっぱなしだったんだ。


「かわいい彼女さんだねぇ」

飛悠君のお母さんは、完璧に遊んでるみたい。


「……うるさい」


「あはは―――

お邪魔かな?
じゃ、うち来てね。柚ちゃん!!」

照れて真っ赤になった、飛悠君はなかなか面白かった――――