暫くして、ピンクさんが帰ってきた。



「ただいま。なんもなかったか?」



「うん。大丈夫だよ?」



ピンクさんは、心配性なとこがあって、いつも、こうやって聞いてくる。




それが、結構嬉しかったりするwww



「お?楽譜、目ぇ通したんだ。」



テーブルに広げたままだった楽譜を見て、あたしに言った。



「うん。すごいいい歌詞だった。」



「だろ〜?」



ピンクさんは、得意気に言った。



でも、本心は、あの歌詞の意味、そして、誰に書いた歌詞なのか、




知りたくて、知りたくて。




仕方なかった。