ヒーローになった君へ







流れた月日の分


失っていったものも
手に入れたものもあって


あの頃の私とは違うけど




名前を音にするだけで痛む胸を

潰れる呼吸を

歪んでいく視界を




恋だと、呼んでもいいだろうか



二度目の初恋を

秘めてもいいのだろうか