ミナミは下を向いて、俺の話を聞いていた。


だから俺は、心配すんなって言って、ミナミの頭を撫でた。



ミナミは笑顔になって、顔を上げた。



「食うぞ…」


うわ…
俺またドキッとした…


どんだけ俺は、こいつにはまってるんだろう…



ミナミは気づいてないよな…
どれだけ俺がお前のことが好きか…



食べ終わり、俺達はレジに向かった。



レジは…佐々木かよ…


「ミナミちゃんばいばい♪」


俺を少しみて、ニコッと笑い、ミナミに言った。

ミナミもニコッとしてた。



「行くぞ」
ミナミの手を握って、ファミレスを出た。