「ミナミ大丈夫??」 帰る前に、エリがあたしに声をかけてくれた。 「うん♪大丈夫。明人君待ってるから行ってあげなよ」 「うん…メールするからね。じゃあばいばい」 エリは不安そうな顔をしながら、教室を出ていった。 横を見ると、気持ちよさそうに寝ている雅… 頬っぺたを触ってみた。 「雅のがかっこいぃ…」 当たり前だよ… 雅以外カッコイイって思わないよ… 雅が1番だよ… だからね… あたしから離れないでね…