「ん、ふわふわ」


私、犬ですか。
…犬でもいいや。
犬なら一緒にいてくれるよね?



「わんわん」


自分で犬って言っといてビックリしないでくださいよ…。



「もっとぎゅってしてって言ったんだよ」



顔赤いです、先輩。
ちょっとでも私のこと好きなのかな?



「ご主人様に命令するなんて生意気だぞ、生意気わんこには、おしおきだー‼」



先輩は、さっきより腕の力を強くした。
それはおしおきっていわないんじゃ…






…大好きです先輩。