「アバウトだね」
「だってそうだろ？お前に女の色気ねえし」
「有るわけない。…けど、身長は少し朔月より高くなったかな」
「ん？あぁそうだな。あとは……もうそっくり！」
「……て、事で、見た目は以上かな。詳しく話した所で、皆の想像壊すだけだ」
「それに、朔月の見た目紹介と被るしな。よし、次の質問！彼女いる？」
「…は？」
「プロフィール系の質問尽きたからさぁ…適当に」
「いない。そんな暇ないよ」
「あっそう。妹離れしろよな？」
「無理。というか、質問尽きたなら帰っていい？……くだらない」
「くっ！？ちょっと待てよ！」
「読者さんからの質問があったら、また来てよ…まあ俺の事、知りたいと思う人がいるとは思えないけど」
「分かったよ…ったく。つまんねぇの」
「やりたいなら、自問自答で遠野のプロフィール紹介すれば？」
「……悲しすぎるだろ」
「それじゃあ、皆さん。質問あったらヨロシクね。なんでも答える訳ないけど、なんとなく答えるよ」
「そこはなんでも答える！って言えよ！！」
「そんなプライバシー丸出しに見える？俺」
「………秘密好きそう」
「じゃあ、俺はこれで。今回ので、少しでも親しみを持ってくれたら嬉しいな。…またね」
「あ、おい！…………………て、行っちまったよ」
「一人で自問自答？……………と、遠野の好きな食べ物はなんですか？え？俺はなーラーメンが好き！…………」
「………ないな。うん、ない。…………………………あ……目からスープが…塩味だな〜アハハ〜〜〜」
葉月という男 end
