そんなこんなで、寄り道しまくりながら、目的地に到着。



尚「すいませーん!」


目的地とは、でかい食堂。

ホテルとかによくあるひっろい食堂だ。



お店の人「はい、いらっしゃいませ……」

尚「執事!」

お店の人「あ……はい。羊…フェアですか?」

尚「はいっ!」

お店の人「すいませんが…羊フェアは先週で終了致しました……」


皆「え゛っ!?」












シーーン…………


『おかしいと思ったんだよなー。食べ放題無料くれんのに、誰も執事の格好してねーし』

尚「うっ……うぅ…」

光「チッ、無駄足かよ。とんだ恥さらしだな」

泪「ほーんと、はずかしーなぁ」

哲「ま、まあまあ。楽しかったじゃん?」

慎「尚輝には反省してもらわないと、」

尚「うぅぅ…ごめんなしゃい……」

『アッハッハッ!』

哲「え!?どうした??」

『フハッ、何か尚輝らしいおちだな、と思ってさ!』

慎「フフ、確かに。朔月君がいれば、俺は楽しいし。許すよ、尚輝」

尚「うわーん、こべんねぇーさっくん、慎ちゃーん!」

慎「『はいはい』」

哲「俺も楽しかったから良い!今度皆で食べ放題行こうなっ!」

泪「僕も許すぅ♪執事の格好面白かったしぃ」

尚「哲大好きー!泪太っ腹ー!」

哲、泪「「はぁ?」」

翔「俺は…まあ、良い。買い物、楽し…かった」

光「俺は許さねえよ。お前明日から掃除係な」

尚「翔君…君は天使か!?………光樹は悪魔な」

翔「……」

光「…あ?」








ふざけた羊フェア。

羊フェアが悪いんじゃないから、ここは、執事の遠野のせいにしておこう。



遠「はぁ!?」




〜執事で羊フェア end〜