「本日付で秘書課に配属されました、

前原 亜紀です、よろしくお願いします」

そう言って深々と頭を下げた私。

・・・

私の言葉に納得してる光輝と、光司。

・・・

「そうか、君が前原さんね。

よろしく、オレは白鳥光輝。

社長秘書してる」


・・・エ、この人、社長秘書?!


「私は白鳥光司。社長秘書のチーフを

やっています・・・

これから覚えることだらけで大変だと思いますが、

よろしくお願いしますね」


・・・え?!この人も社長秘書なの?!

…っていうか、

2人も社長秘書がいるのに、

私って、必要??

・・・

「お、お願いします・・・あの」


「・・・何か?」

光司がまっすぐに私を見つめる。

イケメンに見つめられ慣れてないから、

目のやり場に困る。