「さて、早速だが君達に聞きたいことがあるんだけどいい?曽野宮君は汐見さんの隣に座ってね」 「はい……」 俺はゆっくりと汐見の隣の席に腰をおろした。 生唾を飲み込み、44チャンネルのことは絶対に言わないようにと自分に言い聞かせる。 「ゴホン」 勝俣さんは咳払いをすると質問を始めた。 「野口君と杉森さんのことだけど、何か彼等から相談を受けていたことは?」 「ないです……」 「私もありません」 「ふ~ん、なるほど」 勝俣さんは相槌を軽く打つとカバンからメモ帳を取り出してメモを取り始めた。