その刹那、奇声を発しながら窓の方へと走りはじめた。 ゲタゲタと気味の悪い笑い声をあげて、目の前にある机に躓きながらも窓を目指す杉森。 (……お、おい!) 最悪な結末を察した俺から恐怖心がかき消された。 ここで止めなければ野口の後を追う結果になってしまう。 気付いたときには俺は杉森に向かって走り出していた。 「やめろ杉森!止まれバカヤロウ!」 そして杉森を後ろから抱くようにして床へと倒れ込んだ。