「曽野宮君!」 汐見が人を掻き分けて俺の方へと歩み寄ってくる。 「なんなんだよ……これは」 「あ……あれを見て……」 汐見が指差す方向、それは教室の真ん中。 一人で椅子に座っている杉森だ。 「あれは……杉森だろ?なんだよ、みんな何で杉森を避けてるんだよ?」 「怖いから……」