「もしもし?どうした汐見?」 「……曽野宮くん、ごめんね私から電話しちゃって」 聞こえてくる汐見の声は元気がなかった。 俺は部屋の電気をつけてソファーへと腰掛ける。 「あのね。一つ聞きたいことがあるんだけどいい?」 「あ……ああ。なに?」 「誰かに見られてる気配とかしない?」