アサシンのメンバーになること。
これが条件だった。

私はアサシンのナンバー30として勝俣の配下となった。
それから杉森さんが44チャンネルの話を口にするのはすぐのことだった。

私にはアサシンのメンバーとして杉森さん達を止めることが出来なかった。
自分が一番可愛い、そうだとしても私は……私は死にたくなかった。


裏切れば自分がどんなふうにして殺されるか、それが分かっているから尚更だった。