勝俣さんは笑顔を見せると教室を出ていった。 その瞬間、全身から力が抜けて俺は椅子へと倒れこむ。 「はあ!……何かすげー疲れた」 汐見は既にカバンを持って帰りの身支度をしていた。 意外にも図太い精神をしている、昨日はあんなに怖がっていたのに。 「曽野宮君帰ろう!」 「あ、ああ……」