重い身体を無理矢理起こし、私は制服に着替える。 もう少しで夏休みだからYシャツにスカートの格好。 スカートの丈は捲らない。 皆何回か捲って短くなっているけど、私は目立たないように捲っていない。 ……またあの息が詰まる時間が始まる。 「行きたくないな……」 静かな部屋に虚しく響いた。