「な、なんかついてる…かな?」 さっきから視線が痛いんだけれども。 「んーん?なんか陽菜ちゃんって可愛いなって思って」 「……ぶっ!」 な、なんてことを。 そんな恥ずかしいことサラッと言われて驚いた私はカルピスを吹き出しそうに。 「…そ、そんなこと…」 「照れちゃってー。かーわいっ」 広斗くんと目が合うと、どう反応したらいいのかわからず、逸らす。 可愛いなんて男の子に面と向かって言われたことないし…。 「陽菜ちゃん可愛いのに彼氏いないとかもったいなくね?」