「いやー、この若葉様の手によればメイクなんてお手のものよ」 「あー…はいはい」 そんなもうないアイスティーをズズズ…と音鳴らしながら吸ってる人に言われたくないけどね。 「しっかし陽菜メイクしたら更に美人度アップするわね~」 「別にそんなこと…」 そう言うと、「またまたぁ」と若葉はゲラゲラと笑う。 「合コンのときもそのメイク決定ね」 「うん…」 合コン、か。 ちゃんとできるのかな…。