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｢ね、陽菜さぁ…明後日合コン行かない？｣

｢は、合コン？｣


午後のお昼休み。

若葉と教室でお弁当を食べていると突然そんな話になった。



｢そ。合コン｣

｢え、合コンってその…あの合コン!?｣

｢他に何があるのよ｣


しれっとした表情の若葉とは正反対に、驚く私。


｢ほら、ここの近くに男子校あるじゃん。そこの人たちと。｣

｢あるけど…、でもなんで私が？｣

｢クラスの子に誘われたんだけどー、人数足りなくって。人数合わせってことで陽菜お願いっ｣


お箸を置いて、両手をパンっと前で合わせてお願いポーズをする若葉。


ご…合コン？


この私が？