雨のち、照る。


あれから3日。
少しだけ変化のあった私の生活も通常に戻り、繰り返しの日々を過ごしいた。
週一の休みには部屋を掃除して、息抜きに出掛けたり。もしくはゴロゴロしたり。

「つまらない」


高校生だった頃、早く卒業して働いて自由になりたい。
そう思ってたのに。
規則に守られたあの場所に、また戻りたいと思ってしまう。

これが自由なら、なんて息苦しいものを私は望んでいたんだろう。

ゴロンと床で寝返りをうち、連絡のこない携帯を弄る。


ふと、あの気ままな彼を思い出した。


「名前も知らないのにね…」


ピンポン


短い呼び鈴の音がした。
水道?ガス?
面倒くさい。



「はー…いっ?!」

ドアを開けたら「住ませて」と彼が倒れ込んできた。