約束~幸せのクローバー



結婚とか冗談キツいよ……。



「学校をサボって俺の授業も出ないで海か?
安心しろよ誰にも行ってねぇから」


こわい!!



悪魔な微笑みを浮かべて、私を見ている槇野先生。



足がすくんで動けないよ……。



「黙っててやった見返りを要求しても文句はねぇよなぁ?」


槇野先生はどんどん近づいて来て私の前で止まった。



「俺に言う事ないの?」



いつもより低くドスの効いた声が私を余計に動けなくさせた。