「もしかして、ずっと気にしてたの? 大丈夫よ。 もう気にしなくていいんだからね。 それに、何かあったら遠慮なく相談してね! 大崎さんとは個人的に仲良くなりたいと思ってるんだから」 「えっ?」 「だって廉と結婚したら私の妹になるわけだし――…」 け、け、結婚!? 「やだぁ!照れてる? 大崎さんたら可愛い!!」 田口先生は私を、中に押し込むと行ってしまった。