「とりあえず、天使ちゃんは過去でしょ……。 でも大崎さんは廉の傍にいるんだし大崎さんの頑張りしだいで…… 振り向かせる事だってできると思うよ」 「でも槇野先生はクローバーの天使さんの事が好きですよね? だから探しているんでしょ……? その子が見つかったら私なんて―…」 「大崎さんでもね―…」 「田口先生、ごめんなさい! 帰ります」 苦しくて私はその場から逃げてしまった。