「ところで美羽は槇野先生とはどうなの? 美羽は槇野先生が好きでしょ?」 私、麻由に先生の事好きなんて……言ってないのに何で分かっちゃったの? 「何でって思った?」 「うん、私……言ってないよね?」 「だって放課後になると美羽は嬉しそうに保健室に行くんだもん!」 「えー?そんなに顔に出てたかなぁ?」 「うん、分かりやすかったよ」 「麻由、私ね……先生の事好きって分かったの最近なの」 「そうなんだ……」