「大崎さん、疑う訳じゃないんだけど良かったら携帯見せてくれないかな」 私は携帯をすぐに渡した。 「廉の携帯に送ってみてもいい?」 「はい」 田口先生はしばらく私の携帯を操作していたけど「確かに繋がらないわね」そう言って返してくれた。 一緒に来た麻由も田口先生が携帯を操作しているのを見て「変だね」と首を傾げた。 土曜日になり早めにお昼を済ませて先生の家に行った。