「泣きながら保健室にきたのよ。 廉の携帯にかけても繋がらないしメールを送ろうとしても送信が出来ないらしくて―――」 姉貴の言っていることが理解できなかった。 「それは変だ。 美羽からは昨日メールが送られて来たばかりだぞ」 「どういう事なの?」 「美羽の方から連絡は当分メールにしてほしいって言って来たんだ」 「それは、本当なの?」 「2週間位前にメールで、そう入ってた」