「美羽?元気ないね大丈夫?」 「うん、大丈夫」 「その顔、何かあったんでしょう?」 この2週間、何か理由があって携帯が繋がらないんだって思って、きっと先生の方から連絡があるはずって待ってたけど……。 「どうしたの泣くほど辛い事?」 「私……もう限界―――」 「美羽……」 麻由は涙が止まらない私を田口先生の所に連れて行ってくれた。 「田口先生、今いいですか?」