「待って下さい。 俺をクビにするつもりですか? クビになるなら生徒と付き合っている槇野じゃないですか?」 「小泉先生、あなたは他の学校でも問題を起こし過ぎたんだよ。 幸い今回は生徒に見られては、いなかったようだがまた何かあった時には庇いきれないからね。 そうなる前に残念だが辞めてもらうしかない。 これは学校側にも影響があるから消させてもらうよ」 「そんな……理事長」 「教頭先生あとは頼むよ」