「とにかく、このままにしておく事はできません。 二人共、今から私と一緒に理事長の所に行って下さい」 理事長は渋い顔をして俺と小泉を交互に見た。 「二人共、ここは学校なんですよ。 生徒に教える立場の貴方達が何をしているんですか?」 「理事長、これを見てください」 まずい!! 小泉は、あれを見せるつもりだ。 「小泉!!」 焦る俺にニヤッと笑いかけてから自分の携帯を理事長に渡してしまった。