「ユキの事はもう、どうでもいいんだ。だけど、あれから、いろいろとツイてなくてさ…… 槇野は大崎と上手い事やってるだろう?おもしろくないんだよな。 だから別れて、大崎を俺に譲ってくれないかな?」 「お前…… ふざけんなよ!!!」 「ほら、見てみろよ」 携帯電話を出して俺に見せたのは公園で俺の車に乗った美羽、家から出て来た俺と美羽だった。 「これを理事長に見せる。 お前だけじゃない大崎も何らかの処分をうけるはずだ」