先生の誕生日を祝って家に帰ってから今日の事を報告しようと麻由の携帯電話にかけた。 『槇野先生、美味しいって食べてくれたんだよ。 麻由がケーキ作りの練習に付き合ってくれたおかげだよ。 ありがとう!』 『良かったね!』 『うん』 麻由とは少しだけ話して切った。