「あのね、今日は廉の誕生日だよね。 それでこれ、お誕生日おめでとう!」 紙袋を先生に渡した。 先生は紙袋の中から箱を出した。 「ケーキなの田口先生が洋菓子なら好きだって言ってたから」 「おいしそうだな。ありがとう美羽」 「一緒に食べるか」 「うん」 先生は美味しいって食べてくれた。 良かった。