「そろそろ、こっちもするか」 先生は家の中から手持ち花火を持って来た。 ロウソクに火を付けて倒れないように固定した。 二人で手持ち花火を楽しんだ。 やるものが、なくなってまたイスに座って空に上がる花火を見ていると―――。 「美羽?」 呼ばれて隣にいる先生の方に顔を向けた。 そしたら、先生にキスされた。