国語の授業が終わり私達は声をかけてプリントを集めた。 「麻由は帰っていいよ。彼氏と約束しているんでしょ? どうせ、この後マノさんと保健室だから」 「いいの?ごめんね!」 麻由が教室から出て行った後、バッグとプリントを持って職員室に向かった。 職員室の中に入って小泉先生の机を探した。 槇野先生と目があった。 慌てて視線を外す。