「…よし、私も槇野先生のファン辞める!」 慌てて、顔を上げた。 「美羽から話しを聞いてそんな嫌みな先生だと思ってなかったし、がっかりした」 「私は数学ができないから嫌われているんだよ。でも麻由は違うんだから……」 「いいの!私が嫌になったの、だから私も辞める」 この後、私と麻由の間で槇野先生の話しは、でなくなった。