桐吾「総長ですか?
俺から見て、総長は素晴らしい人だと思ってます。
俺は元々こっちの人間ではありませんでした。
ですが、一度総長に助けられたことがあるんです。
その時、あーこの人について行きたいとふと思ったんです。
だけど、俺はこっちの人間ではなかったのでこちらのかってがわかりませんし、勧誘もされてないのに嵐龍に入るのは違うと思ったんです。
ですが、部活の帰りに10人以上の不良に囲まれている総長を見かけたんです。
あのときは何かおかしいと思ったら、少し離れたところに不良20人ぐらい倒れていたんです。
どうやら、不良100人以上相手にしていたようなんです。
そのあと、隙が出来たところを不意をつかれ攻撃され始めました。今の俺には何もできないし、今不良に手をあげたことを知られれば部の奴らに迷惑かけてしまうことになると思い、目をつむって通り過ぎようとしました。
ですが、少し歩いたところでやっぱり心配になって戻って総長の盾になったんです。俺が手を出さなければ部の奴らにも迷惑をかけないと思って………。
俺は必至に総長の盾になっていました。総長はそんな俺をどかそうとしていましたが。
そんな攻防のときに、愁さんたちが来て、みなさん華麗に奴らに攻撃をし、倒しました。
俺はすぐに総長の目をみて、大丈夫ですか!!??って迫力満点に言っていました。
総長は、お前のおかげだ。って言ってくれました。俺はその言葉が嬉しかった。俺は荷物を持って帰ろうとしたときに総長に呼ばれたんです。
【今度は俺がお前の盾になってやるよ。嵐龍に来いよ】
って言ってくれました。今でもその時のことを鮮明に覚えています。
俺は今の総長だからこそ、嵐龍に入ったんです。
総長は俺の尊敬する人であって、守りたい存在です!!
総長より弱いですけどww」
そう笑って言ったポチはなんだか逞しく見えた
凛「そうか。ポチの気持ちはわかったよ」
桐「凛さん?」
凛「あとはあたしに任せな」
桐「え?」
すごい間抜け面なポチを残し、あたしはあいつの元に向かった
【凛side end】


