凛「何してんの?」
あたしは薙嘉と牧乃がソファに座っている前のテーブルに軽く腰掛けた
体重重くてヒビ入ったらすんません……
薙「り、凛……」
牧「凛…」
真っ青な顔で見上げる二人
なんつー顔してんだか……
凛「そんな顔して行くと、あいつらに心配されるぞ?」
あたしは軽く笑いながら言う
牧「だってー」
涙目になる牧乃
薙「ここに来るとき以上に人いるんでしょーー??」
薙嘉も涙目になっている
こんな顔を男の前で見せちゃいけねーな…
凛「あいつらなら薙嘉と牧乃のこと受け入れるよ
素性もよく知らないあたしのことすら受け入れてるんだからさ」
あたしは遠くをみて言った
そう、あいつらはバカいい奴らだ
そして、あいつらも…
素性も知らないあたしを受け入れ、尊敬している
バカばっかだよ……


