悠「凛、お前はここにいろ。薙嘉と牧乃は凛の見張り頼む」


眉間にしわを寄せて目を瞑っていたリーダーだったが目を開け言った


薙「見張り?」


薙嘉と牧乃は首を傾げた


悠「目を離すと何仕出かすかわからんから」


失礼な奴だ


こっちは有利になるようなことをやっているんだから


まったく…


薙「あははー。凛ならやりそうだねー」


牧「おっけー、任せて!!」


笑いながら言う薙嘉と牧乃


こいつら失礼すぎるだろ…


悠「凛、いいな。絶対外に出んなよ」


凛「・・・」


保障は出来ないなー


あたしこれでも一応蝶凰だし


何かあれば出るしなww


だからあたしは無言でいた


悠「返事は?」


少し睨みながら言うリーダー


地味に怖いぞww


凛「はいはい」


あたしは軽く流しながら返事をした


悠「はぁー。お前ら行くぞ」


リーダーは溜め息を尽き、嵐龍の奴らに言いここを出た


他の奴らも行ってくるねーとか言って出て行った


迅「……凛、行ってくる…」


凛「ん。気を付けてね」


あたしは迅の頭を撫でながら言った


迅は握っていた手をそっと離し、部屋から出て行った