【万浬side】
今日は凛の学校、西高の文化祭だ
もちろん俺たちは来ている
煉二の情報で凛が執事やるってことを聞いた
凛は化粧を頼んだ棗にしか伝えてなかった
まー凛のことだから俺たちに知られたくはなかったんだろう
杏浬と凪は特に行きたがるしな
俺はもちろん面白そうだから行きたいしな
そんなわけで今日は学校をサボって凛の文化祭に来ている
万「じゃあ凛、ごちそうさま」
杏「りんりん、あたしとデートしてーーー」
凪「しない!俺とするのー!!」
庵「…またね、凛」
棗「執事がんばー」
教室の出口でそれぞれ凛に言った
凛「いってらっしゃいませ。お嬢様、旦那様」
凛は低い男声で俺たちを笑顔で見送る
その目は『さっさと行け』と言っている…
目は口程に物を言うってこのことだなww
万「何かあったら連絡する(ボソッ」
俺は最後に凛にだけ聞こえる声で言った
凛の目を見ると『わかった』と言っていた
俺たちはその場を後にした
杏浬と凪は駄々をこねるので杏浬を俺、凪を庵で首根っこを引っ張ってその場を立ち去った


