空気を吸うためテラスに来た


夕飯もバイキング形式だったので昼と同じで果物とオレンジジュースを持って部屋で食べた


今はもう深夜だ


こんな時間まで情報を調べてるのも慣れた


新の時代からこんな生活送ってればなれるか


杏浬のこと…


少し………いや、かなりショックを受けた


こんなにも杏浬に嫌われるのをショックに思うなんてな…


杏浬だけじゃなく、万浬や凪、庵、棗、椎奈、芳樹、煌凰のみんなに嫌われるのを望んでたはずなのにこんなにも悲しいなんてな…


あいつらにどんなに嫌われてもあたしはあいつらのことが好きだ


あたしに居場所にくれ、うるさいけど楽しい毎日送れたからな…


あたしは夜の星空を見つめて思った


あたしのほうが依存してるなんてな…


離れるときどんな顔すればいんだよ…


凛「はぁー」


あたしは一つ溜め息をついた


そこに久しぶりの気配を背後から感じた


どして…


凛「杏浬…」